内部コミュニケーション ~コミュニケーションを活かす中小企業の経営管理~
ストレス社会といわれるこの時代、ともすれば不満ばかりが蔓延しそうな組織に、いかにして前向きな流れをつくるか。
ここでは、次のような視点で組織の状態を確認していきます。
コミュニケーションの円滑化を推進する3つの軸
1.仕組み・風土 ー伝える仕組み・伝える風土ー
頑張る社員は、仕事そのものの質を求めます。
めざす状態がはっきりとしていること。伝えなければならないことを伝えることができる風土であること。組織体制に重複やブランクがないこと。役割がしっかりと設定されていること。
社内連携の基礎として、時にはこの部分の見直しを。
2.リーダー ー経営を支えるリーダーとは?ー
企業の目的ははっきりしているはず。では、それに向けたリーダーシップが発揮されているか?
スタッフは、自分が関わってお客様に喜んでもらえるなら、スキルを高めたいと思います。また、リーダーが理想を追求する姿勢は、提供するサービスや商品そのものをより良くする活動の中で確かにスタッフに伝わっていきます。
リーダーが、サービスや商品を良くしてお客様の要望に応え、顧客満足を高めようとすることにあくまでもこだわること。
それが、経営を支えるリーダーシップの源泉です。
それが、経営を支えるリーダーシップの源泉です。
3.スタッフ ースタッフのやる気スイッチはどこに?ー
力を入れて頑張ってきた事って、自分が興味を持った事だったのでは?
きつく言えば辞めてしまうと言われる時代だとはいうけれど、厳しさなしでプロになれるか?経営陣から伺うこんなお話は、確かにその通りなのでしょう。
しかし、より高い次元を求め続けるプロフェッショナルとしての苦悩は、今も昔も変わらないはず。
人材育成における見直しのポイントの1つは、「教育プロセスの順番をイメージし直すこと」 かもしれません。
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